デザインの制作には大きく分けて２通りある。

ひとつは依頼を受けてから制作するデザイン。もうひとつは、依頼を受けずに制作するデザインだ。前者は、制作アイテムごとにクライアントの希望や条件を聞き、報酬を決めてから着手するデザイン。一方後者は、展覧会出品やコンペなどのために制作するデザインで、特にコンペの場合には応募して最優秀賞に選ばれなければ報酬はない。過去に何度かコンペを勝ち抜いた経験もあるが、これはデザインの仕事として成立するものではないのだ。

地域のために、企業のために、そしてデザインのために。

このスローガンは、私が駆け出しの頃に在籍していた川崎和男先生率いるデザインオフィス「eX-DESIGN」のスローガンで、そのまま引き継がせていただいている。デザインの制作を職業としている以上、この３つのテーマは欠かせない。住宅やビルの建築パースが3Dで、しかも自動で立ち上がる時代になっても、環境土木パースの自動化はもう少し先になると思う。それまでは、自信を持って制作していきたい。そしてグラフィックデザインも、契約企業はもちろん、小さな会社の小さな案件であっても絶対に手を抜かない。むしろその案件に関わるすべての人に納得していただけるようなデザインの提案を心がけている。

主な業務内容

●グラフィックデザイン全般／企業案内、カタログ、ポスター、各種広告、VI（シンボルマーク・ロゴタイプ・アプリケーション展開）等のデザイン制作

●環境土木パース全般／道路、歩道、河川、水路、擁壁、構造物など、あらゆる土木施工現場の完成イメージパース制作

愛犬リリとの「絆」

半年ほど前、訳あって我が家にやってきたシーズー犬９歳。
目が見えず、カラダもそんなに強くはない。
でも、とってもいい子で可愛い。
最初は全く吠えず、どこか遠慮がちだった。でも今では堂々としたもので、ともするとリリ中心の毎日になっている。
オフィスの中でじーっと私の仕事を見ていて、
一息ついたころ「リリ、おしっこ行くか？遊ぶか？」そう聞くと、思いっきりしっぽを振り回して喜ぶ。
子供たちはどんどん成長し、親元を離れ、自立していく。
しかしリリは、飼い主との「絆」だけが「命」のささえ、一緒に暮らす家族なのだ。
いつまでも元気でいてほしい。